2017/07/05 20:00
もうすぐ七夕。
壮大な宇宙にいくつかの銀河系があり、天の川もその一つ。
七夕の頃になると、なんとなく夜空を見上げて無数の星の美しさに感動します。
星の瞬く夜、今年の二人は逢えるかな…とか
宇宙に比べれば、人間はなんてちっぽけなんだ…と思う瞬間です。
宇宙の端をまだ誰も見たことがありません。
宇宙はまだまだ続いているといいます。数えきれないほどの星があって
とてつもない世界が広がっているなんて、想像するだけでも不思議ですよね!
ここにも。ちいさな銀河が広がっています( ☆∀☆)
まるで壮大な銀河を想わせる、美しい斑入りのハランです。
ポットの中でも、ひっそりと花が咲いていました。
地面から咲く姿は「他の花が落ちたのでは?」と思うような不思議な形。
手のひらサイズのハランの根元から咲く、濃い紫が可愛らしいこの花は
小さな銀河系で出会った、ちいさな宇宙人と言ったところでしょうか。
とてもユニークな形をしています。
ハラン、ハランと聞いてピンときた方は料理人さんですね!
そう、この植物、じつはお弁当を仕切る「バラン」の由来なんですよ。
やや厚みがあり、しなやかで竹の葉のような質感をもつ葉は、
昔から、お弁当の仕切りなどに使われていたようです。
そして、その形を真似たのが
あのギザギザした”草”と呼ばれる(呼ばない?)『人工バラン』なんです。
昔から馴染みのあるバランは、この、ハランだったんです。
おかずの味と味がまざらないよう、ずっとずっとがんばってきたハラン、
ちょっと懐かしくて、嬉しい発見だったでしょう?
星屑をまとったような葉が、沢山連なり、銀河系を形成します。
美しさにより一層磨きのかかった『銀河』を影植えにして、
お庭の片隅に、ひっそりと銀河の広がりはいかがですか?
そして今年も、天の川の二人が逢えますように!
【ハラン・銀河】