2017/03/22 10:02

 


江戸時代に伝わった

 

梅に似た花を寒い時期に咲かせる『香り蝋梅』は
楚々とした梅が大好きな、日本人のこころを鷲掴みにしました。

 


以来、様々な種の蝋梅の花が日本の庭を彩っています。

今回、ご紹介するのは全体が黄色の『香りローバイ』。

 

淡い黄色が美しい蝋梅は、
熔けてしまいそうな、ろう細工のような不思議な質感で、
”高貴な香り”とされる何とも形容しがたい独特の良い香りが漂います。

 


寒い時期に、葉のない枝に花を咲かせる姿は
梅の花を思わせます。
まるで、ろう細工で作られたように繊細な花だから『蝋梅』と呼ばれています。

 

 

甘い香りで冬に咲くことから
英名では、『ウィンタースイート』。

 

…がらりと、可愛らしい雰囲気に変わってしまいましたね(笑)

 

でも、私は、この『蝋梅』と例えた日本の文化的背景も含めて
『ローバイ』と呼びたいな、と思います。

 

 

ローバイの苗木を販売しております。

 

 

hanazukin(花ずきん)