2017/02/11 07:49
順繰りじゅんぐり繰り返す、いのちの営みに感謝を、、。
一年を通し、屋外でたくましく生きる花たちにはハッとさせられます。
中でも、紫蘭のものがたり。
紫蘭は、寒い冬を地中で生き抜き、春には
まるで春を知っているかのように土からにょきっと顔を出します。
暖かな陽射しを受けながら、三寒四温の雨にも恵まれて
す~っと葉を伸ばしては華奢な茎の先に可憐な花を咲かせます。
花壇やお庭に、紫蘭の花のものがたりはいかがですか?
シランは、紫の蘭と書きます。
紫色の蘭と言えば、やっぱり紫蘭です。
今回ご紹介する紫蘭は、ちょっと変わりダネ。
一般的な紫蘭よりも濃色で、舌が3枚あるんです…!!!
…と言っても、妖怪なんかではないですよ。
美しいフリルの入ったリップが豪華な『濃色紫蘭三舌花』です。
花が三蝶咲きと呼ばれる、面白い形をしています。
植えっぱなし大歓迎!
珍しい三舌花は、とても育てやすい紫蘭の特徴をそのままに、美しさは3倍増し♪
庭先に植えると、暖かくなってきた頃に芽が出てきて、花を咲かせます。
どこか懐かしさを感じる紫蘭の花も、三舌花ならすっかりニューフェイス!
いつものあのコと思ったら大間違い☆
『濃色紫蘭三舌花』でお隣さんをビックリさせちゃいましょう!
この楽しさを分かち合えれば、はなしのタネにもなりますよ◎
紫蘭は、地中の球根に栄養を蓄え育ちます。
秋には地上部は枯れたようになりますが、地中で休眠し越冬。
いわば冬眠、みたいなものですね。
夏~秋は、ごはん(太陽、肥料、水)をバクバク蓄えている最中です!
花が終わっても、見苦しいからと言って葉は刈り取らずとっておいてあげてくださいね。
そうするだけで、どんどん大きくたくましく、充分に成長した球根は
毎年、毎春、地中から芽をいっぱい出すようになります。
球根の隠れるくらいの浅植えにしてください。
たくさん開花するといいですね( ´∀`)♪
【濃色紫蘭三舌花】