2016/03/09 09:36


神話のはじまりはじまり。


あるところに8人の娘をもつ夫婦がおりました。

………


村を破壊しに突如現れた、8つの首を持つヤマタノオロチの生け贄に毎年、
一人、二人…と、7人の娘を差し出した夫婦でしたが、
とうとう、末の娘の番が来てしまいました。

クシナダヒメといいました。
『もう覚悟はできています。お元気で、、、』

と!その様子を見ていた通りすがりのスサノオ。
『私がそのヤマタノオロチをやっつけましょう。そして、娘さんを嫁にします。』

『これはこれは、ありがたいことです。
ですが、ヤマタノオロチを殺せるとは、とても思えません。』

夫婦は藁にもすがる思いでしたが、ヤマタノオロチの犠牲になることは
もうこれ以上、起こって欲しくなかったのです。

『私は、天照大神の弟、スサノオといいます。私ならきっと、できます。』

『天照大神様の弟様でございましたか!どうぞ娘を、宜しくお願いします。』

さっそくスサノオはクシナダヒメを櫛に変えて、自分の髪にさし、
酒の入った大きな壺を8つ用意させると、ヤマタノオロチを歓迎しました。

そして、ベロベロに酔わせたあと、1つ、2つ…と、首を落としていきました。

『ぐわぁ…!』

8つあったヤマタノオロチの首がすべてなくなり、無事にクシナダヒメを
嫁にもらったスサノオでした。

これでなんとか、暴れん坊のスサノオの面目が保たれたでしょうか。

………


さて、話はスサノオの姉の、天照大神の子孫へと移ります。

天照大神の子孫は、天皇に繋がり、、
応神天皇の世代に起こったカミナガヒメのおはなし。


あるところに、髪の長い絶世の美女がおりました。

その美しさは、日向でとどまらず、当時の天皇の耳にも届きました。
『それほどまでに美人と聞けば、一目見てみたいものだ。』

応神天皇は、カミナガヒメを側に置くため、息子を遣いに出します。

………


『はぁ…。』
そうです、ため息が出るほどにその女性は美しかったのです。
『…なんという美しさ。』

すっかり惚れてしまった息子から『彼女を僕にください。』
と言われた応神天皇は、それを許しましたとさ。

めでたし、めでたし。


※諸説あります。

そんな日向の国の絶世の美女、カミナガヒメがコリウスになって現代に新登場♪
このはなロマン(R)コリウスシリーズは西都園芸のオリジナル品種です。



【カミナガヒメ】
ぱっと華やいだグリーンが美しい、とても育てやすい丈夫なコリウスです。
シリーズを合わせると、この品種が入ることでひきたちます。

西都園芸オリジナルコリウスは栄養系のコリウスといい、
全て挿し穂によって一苗から大切に受け継がれてきた苗たちです。

ぜひ、育ててカンタン!を実感してみてください♪