2015/12/18 15:53
こんにちは、花ずきんです。
先日、小さなお客さまが来られました。
大人たちが喋っている間、わたくしめがお相手いたします。
さて、何をして遊びましょう?
あなたが出荷場を走り回ると、そこがまるで違ったひろい世界にみえます。
ラッピング材をしゅるしゅるっと引っ張りリボンを作って見せると、
小さなあなたは、ニコッと笑って頭に載せてみせました。
私があごの下で結んで差し上げると、可愛らしいお姫様のできあがりです。
「あら、かわいい」と言われたあなたはご満悦のようす。
ラッピングリボンを頭に付けたまま、輪ゴム遊びをしました。
オレンジ色のリボンの方がお好みのようで、「これも」と指さしておられます。
私はラッピングをほどいたリボンを手首に結んで差し上げました。
どこからか、またリボンを持ってきてニコッと笑ってみせたあなた。
今度は輪ゴムで作ったネックレスと一緒に、首に結んで差し上げました。
帰る頃には、デコレーションされた小さなあなた。
ばいばい、とリボンを結んだ手を振ります。
慣れない私は、少しの安堵とさみしさを感じました。
思えば
小さな頃は、ラッピングされた、包装紙やリボンが大好きな女の子で
そんな私がアルバムで笑っていたりします。
園主は、そんなところも考えてラッピングにこだわりをもっています。
ハサミを使わなくても、するすると解けるリボン。
花瓶にすぐさま浸けられるようなラッピングを心がけています。
リボンや、可愛いラッピング材をお子さんが
きゃっきゃと喜んでくださるような、そんなイメージです。